図面は、平面に描かれる。これはあまりにも当たり前の事実なので、ふだん意識されることはない。3D CAD や BIM/CIM が登場した現在でも、設計の出発点や、最終的に人が確認し、共有する形は、ほとんどの場合、2次元である。
線の意味を理解する。注釈を読む。対象物の形状を、そして空間を認識する。 この一連の行為は、3D 空間ではなく、2次元の平面上で行われている。
結局のところ、
人間が見て考えるのは、常に2次元だ。
ディスプレイも紙も、すべて平面である。
NijiCAD は、この当たり前の事実を、もう一度正面から見つめ直すところから始まった。
2D CAD は、長い時間をかけて進化してきた。そして、多くの場合、「進化」とは「機能が増えること」を意味してきた。結果として、CAD は次第に巨大で、複雑な存在になっていった。
ブロック図形が動的に振る舞うことも可能になった。一見便利になったように思えるが、実際は実務においてそれをうまく運用できないことが多い。むしろ弊害が起きる可能性を無視できない。
互換 CAD は数多く登場したが、多くの場合、「同じ前提」を引き継いでいる。道具は変わっても、図面の構造や、2D CAD としての扱い方はあまり変わらない。
コマンドラインを中心とした操作体系。コマンドを覚えていれば、アイコンを探すよりも速い。操作に意識を取られることなく、思考に集中できる。初心者には分かりやすく、慣れたユーザーには迷いのない操作を提供する。
DXF をそのまま再現しようとはしない。極力単純化された図形として読み込む。完璧な再現は目指さない。書き込み時は、AutoCAD や互換 CAD での再利用に適した形で書き出す。
NijiCAD は、独自に定義した図面データファイルを採用している。最大の特徴は、外部ファイルの参照を一切行わないことだ。これにより、画像やリソースのリンク切れによる不整合や欠落はなくなる。どのような環境で開いても、表示や印刷結果が食い違うことはない。
Windows版では、アカウント管理を Microsoft Store に委ねている。運営者が、個人情報や機密情報を扱うことはない。Web版でも、編集データはサーバーへ送られず、処理はすべてブラウザ内で完結する。情報を預からない設計。それもまた、NijiCAD が選んだひとつの答えだ。
余分な機能を削ぎ落とし、必要な機能に集中することで、高速で軽快な動作を実現。ストレスのない作図環境を提供します。
時代に合わせたインターフェース設計。直感的で分かりやすく、それでいて高度な操作も可能な、バランスの取れたデザイン。
完璧な再現ではなく、実務で必要な互換性を提供。DXF の読み書きは、実際の運用に即した形で最適化されています。